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Author:HIRO
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第1週「二十歳のおふくろと放浪の母」 後編

妄想不連続ドラマ 『ツバサ』 物語は朝ドラ『つばさ』とは関係ありません。
第1週「二十歳のおふくろと放浪の母」 後編

ツバサは二人の男に案内されるまま斉藤の事務所に入ると、10年ぶりの再会
は最悪の形で実現した。両手を後に縛られ椅子に座り、口にはガムテープを
張られた母の姿に、思わず声を上げて駆け寄ろうとするツバサを、静止する
斉藤の野太い声が事務所の中に響いた。
「感動の対面を邪魔するみたいで悪いけどな、これも急ぎのビジネスでね」
「どう言う意味ですか」
社長椅子から立ち上がった長身の一見すると紳士的な斉藤は歳は50過ぎ
だろうか、ゆっくりとツバサの方に歩いて来た。
「恐い顔するなよ、貸した御金を返してくれないお母さんの方が、悪いんだぜ」
「えっ」
思わず母の方を見ると塞がれた口で、ツバサに何かを訴えようとしていた。
「そこで御嬢さんに相談だ、お母さんの変わりに働いてくれないか」
斉藤の言葉に思わず顔を歪めるツバサに、苦笑いを浮かべる斉藤だった。
「おいおい、勘違いをしないでくれよ、俺は鬼じゃないから安心してくれ」
「だったら、何を私にさせたいのよ」
「川越キネマで真瀬という男に会ってラジオ局の開局を手伝ってくれるだけで
良い、上手く開局できたらお母さんの借金は忘れてやる、どうだ良い話だろ」
目に涙を浮かべている母・加乃子の姿に、ツバサは悔しさから唇を噛んだ。
「わかったわ、だから約束は必ず守ってください」
「OKOK!但し期限は一ヶ月だ、一ヶ月過ぎても開局していなかったら・・・
お母さんには海外でカ・ラ・ダで働いて貰う事になるぜ」
「最低!」
ツバサは鋭く睨むように斉藤を見ると事務所から駆け出すように出て行った。
「ふっ・・・気の強さはカノンにそっくりだ」
ツバサの後姿を見やり思わず呟いた斉藤は、さっきまで座っていた加乃子が
後ろで立ち上がっているのに気が付いて、慌てて縛られていたヒモを解くと口の
ガムテープを剥がした。
「上手く行きますかね」
「ツバサは誰の娘だと思ってるの」
加乃子の言葉に苦笑いを浮かべる斉藤だった。
「ひとつ聞いてもいいかな、さっきの涙は、本物に見えましたよ」
「何を馬鹿なことを言ってるの、私は女優よ」
加乃子はツバサの出て行った扉を、いつまでも見つめていた。
「すっかり大きくなって・・・」
加乃子の瞳から一筋の涙が流れるのを見て、斉藤は黙って
ハンカチを差しだした。

第1週「二十歳のおふくろと放浪の母」 完
cap031_convert_20090606183403.jpg
「待っていて母さん、必ず助けるから」

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テーマ : ブログや日記
ジャンル : ブログ

コメント

Secret

サスペンスの要素もある展開なんですねぇ
なるほど なるほど
やはり HIROさんとは もう一度 ゆっくり
いろんな事を語り合いたいなぁ と
読みながら思ってしまいました。

さっぽ君様

>サスペンスの要素もある展開なんですねぇ
第2週「家族の周波数」前編 は6/29に予約公開しますので読んでください。
読み直すと・・・矛盾点が出て来ますけど笑って許して下さい。
>やはり HIROさんとは もう一度 ゆっくり
いろんな事を語り合いたいなぁ 
最近の言動に説教されそうで怖いな~(苦笑

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